コラム

デジタル終活

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ひとり終活

60歳をすぎて終活について真剣に考えるようになりました。 私は独身なので一人用に調べた事を皆さんにもお伝え出来るサイトを作りました。 トラブルや不安解消のために学びましょう。

今後、年齢が上がっても

デジタル機器やサービスの利用は必要です。

しかし、最期の時になっても自分自身で

使い続けることができないことを考慮して

断捨離することが重要です。

 

能力や認知能力の低下を踏まえて

段階的に遺品を整理しましょう。

この記事を読むことで、「デジタル終活」と

向き合うためのヒントが分かることでしょう。

楽しんで読んでください。

 

デジタル遺品とは

デジタル遺品」とは

オンライン上に保存されたデジタルアセット

例えば、ソフトウェア、ドキュメント、写真、音楽、ビデオ

など、死亡した人が残したものを指します。

これらのデジタルアセットは

死亡者の意向に基づいて継承されたり

削除されたりすることができます。

これらのデジタル遺品を管理するためには

パスワードやアカウント情報

在宅のハードウェアなどに関する

法的手続きが必要になる場合があります。

 

デジタル遺品の種類

デジタル遺品は、2つのタイプに分類されます。

オンラインデータとオフラインデータ。

これらのデータの違いを見ていくことで

より具体的に理解することができます。

 

 

オンライン

オンラインデータは

  • SNSアカウント
  • インターネットバンキング情報
  • 通販サイトのユーザー名
  • パスワード

 

などを含むデータのことです。

特にSNSアカウントは

深い関係を持つ人々との繋がりを

持っている場合があります。

また、亡くなった故人に関する通知も

SNS上で増えています。

さらに、インターネットバンキングや

通販サイトなどの故人の登録情報やID

パスワードなどもデジタル遺産に含まれます。

特にインターネットバンキングに関しては

ログインできない場合には解約手続きや

遺産管理もできなくなる可能性があります。

デジタル遺産の種類を知り

トラブルを回避するためには

終活に向けて対策を講じることが大切です。

 

 

オフライン

オフラインデータとは

パソコンやスマートフォン

外付けハードドライブなどに

保存されているデータを指します。

これには、日記や仕事に関連する文書

写真データなどが含まれます。

このタイプのデータは

端末にパスワードがない場合

誰でも簡単にアクセスすることができます。

そのため、リサイクルショップに遺品を直接渡すと

データが残っていたことが原因で

トラブルが起こるリスクがあります。

 

 

 

 

 

デジタル終活とは

デジタル終活とは

自分が生前にスマホやパソコンなどに

保存しているデジタルデータを整理し

遺族に伝えやすい状態にすることを指します。

デジタル遺品を整理しておかないと

死後に不要なデジタルデータが見つかり

パスワードやIDが分からず困ることもあります。

そのようなトラブルを避けるためにも

デジタル遺品の整理とエンディングノートの作成

不要なデータの削除などが重要です。

 

やり方

デジタル遺品を整理する際は

データを誤って消去したり

アクセスできなくなってしまわないよう

十分に注意が必要です。

適切な手順を踏んで

大切なデジタル遺品を整理し

残すべきものと処分すべきものを選ぶことが大切です。

 

データを確認する

 

まずは端末内に保存されている

データを確認してみましょう。

大切なデータを遺すことを希望する場合は

写真や日記などをUSBなどに

コピーしておくことが安全です。

連絡先や電話帳などもデータを

保存しておくことで消失を防止することができます。

 

分ける

 

デジタル端末を売るか

捨てるかの判断をします。

デジタル端末の状態が良ければ

中古品として買い取りを申し込むこともできます。

データ内には故人のコレクションなど

現金化することができる資産も含まれている

場合があるので注意しましょう。

 

口座を解約する

 

近年、多くの人がインターネットバンキングや

FXなどの資産管理アカウントを持っています。

これらのアカウントを見落とすことで

手に入れた財産を失ってしまうこともあります。

さらに、株式や投資信託などの情報が

見つかった場合相続手続きを

再度行う必要が生じます。

故人の「お気に入り」や「閲覧履歴」などを確認し

インターネットバンキングなどがある場合は

アカウントを凍結することで

トラブルを防止することが大切です。

また、映画や音楽などの定額制サービスも

解約されなければ定期的な支払いが続きます。

 

デジタル終活をしないリスク

デジタル終活は、「まだ早い」

「何から始めたらいいかわからない」

という理由から遅らせがちですが

そのまま死んでしまうと

次のような問題に直面する可能性があります。

  • 友人関係を特定することができない
  • デジタル財産にアクセスできない
  • 有料アプリの継続的な使用料が発生する
  • 家族や知人に隠しておきたいデータが残されてしまう

 

これらのリスクに直面することを避けるためにも

デジタル終活はできるだけ

早いタイミングで行うことが大切です。

 

逝去の知らせが出来ない

故人の交友関係がわからない可能性があります。

現代においては住所録帳を持っている人が

少なくなりスマホの連絡先データや

メールの宛先情報などから交友関係を

把握することが多くなっています。

葬儀の参列者や訃報を知らせるべき人が

わからないので

訃報を知らなかった人がいる可能性すらあります。

 

デジタル財産にアクセスできない

 

相続する際に必要な情報が分からないと

相続トラブルにつながる可能性があります。

オンラインバンキングや株式や

FX取引などを行っている場合は

これらの遺産を相続する必要がありますが

取引する金融機関や口座情報などがわからないと

財産すら把握できないことになります。

 

相続すべき財産を確認するためには

多大な苦労が必要で弁護士の依頼費用も

発生する場合があります。

 

有料アプリの継続的な使用料

有料サービスやサブスクを利用している場合

亡くなった後も利用料が発生することがあります。

家族がそれぞれのサービスを

解約することが必要であり

そのためにはサービスを利用している

情報やログイン情報が必要になります。

例えば、大手決算代行サービスは

遺族に対して47万円の滞納金を

請求したという事例があります。

遺族が死亡証明書や身分証明書、遺言を送信しましたが

「規約に違反している」と通知され

トラブルに発展してしまいました。

このような事例は少なくありません

有料サービスやサブスを利用している場合は

適切な解約手続きを準備することが大切です。

 

家族や知人に隠しておきたいデータが残されてしまう

デジタル終活を遅らせていると

スマホやパソコンに保存されたプライベートな

データが家族に見つかってしまうリスクがあります。

これらの情報があなたが隠したいもの

見られたくないものが含まれている場合は

予め削除するか、パスワード保護を行うことが重要です。

例えば

悪口をsnsに書き込みしていたとか

これは、亡くなった人のプライバシーを保護するために

予めSNSアカウントやデータを整理することが

重要であることを示しています。

「死んだ後は何が見られても構わない」

と思うかもしれませんが

亡くなった人の秘密の情報が家族に

見つかってしまうことで

残された家族もショックを受ける可能性があります。

家族に知られたくない情報や

隠したい情報は早めに処理することが

お互いのためになるでしょう。

 

 

 

デジタル終活に関するトラブル事例

事例1:奥さんが亡くなった時のトラブル。

彼女は生前に多くのSNS投稿をしていたようですが

アカウントの削除にはIDとパスワードが必要であり

彼女の情報を持っていなかったため削除できませんでした。

しかし、アカウントが乗っ取られていたことが判明し

デジタル遺品に詳しい業者に依頼して

アカウントを削除してもらいました。

 

事例2:お父さんが亡くなった時のトラブル。

 

彼は生前にインターネットを使って

株取引をしていたようですが

死後にはIDとパスワードが分からず

デジタル遺品の業者に依頼して株を確認することができました。

 

事例3:旦那さまが亡くなった時のトラブル。

旦那さまが同名のデータを削除しようとすると

ロックがかかり解除できないため

デジタル遺品の業者に依頼をしました。

しかし、解錠したところ

知らない女性とのやり取りや卑猥な写真が

多く出てきたということがあり

後悔していたという話も聞かれました。

 

 

アカウントやネットバンキングのID凍結方法

現代社会において

SNSアカウントやネットバンキングなどの

デジタルアカウントは日常生活に

欠かせないものとなっています。

しかし、これらのアカウントは使用者の

死亡後も残り続けます。

このような場合、遺族にとってはデジタル上に

残る不要な情報や、不正アクセスによる

トラブルなどから解放されることが望まれます。

そこで、デジタル終活においては

SNSアカウントやネット

バンキングのIDを凍結することが大切です。

SNSアカウントの凍結方法は

各SNSサービスによって異なりますが

通常はアカウントの設定から「アカウントの停止」や

「アカウントの削除」などの項目があります。

これらを選択し、必要な手続きを行うことで

アカウントを凍結することができます。

ネットバンキングのID凍結方法は

各金融機関によって異なりますが

通常は口座開設時に領収したカードや

各種手数料の説明書に記載されている

電話番号に電話し凍結の手続きを

行うことができます。

また、インターネットバンキングは

オンラインでの手続きも可能な場合もあります。

これらの方法を利用し

デジタル終活においてのトラブルを

未然に防ぎましょう。

 

 

まとめ

デジタル遺品は

生前に整理されていないと

死後にトラブルを引き起こすことがあります。

特に、オンライン上のデータと

オフラインデータには別々の特徴があり

適切な対策を取らなければならないということです。

そのためには

生前にパスワードやIDを凍結し

エンディングノートなどを

作成することが大切です。

デジタル遺品の整理に際しては

危険性も意識しながら行うことが求められます。

デジタル遺品の整理は生前に

行っておくことが重要で適切な対策を講じて

トラブルが起こらないようにしましょう。

 

 

 

 

  • この記事を書いた人

ひとり終活

60歳をすぎて終活について真剣に考えるようになりました。 私は独身なので一人用に調べた事を皆さんにもお伝え出来るサイトを作りました。 トラブルや不安解消のために学びましょう。