おひとりさまが幸せになるには
一つはお金に余裕があり
もう一つは孤独を感じないことです。
おひとりさまと一人暮らしはまったく異なります。
人間関係だけでなく
豊かな趣味ややりがいのある仕事や活動を持っていて
人生が充実していることが重要です。
孤独を感じないこと
おひとりさまで生きることを決めた際に
必要なこととして、孤独に陥らないように工夫や努力が必要です。
独り暮らしを快適に過ごすためには
人との付き合いが重要です。
特別な愛情は不要で、評判が良く
信頼できる人間関係を持つことが大切です。
それによって、友達同士となり
食事やレジャー時間を共有したり
互いの家に招くこともあります。
人間関係での注意点
いくつかの人間関係では
誤解や傷つきが避けられないことがありますが
これらは素晴らしい人との出会いへの
試練と捉えることができます。
無理に付き合わず
問題が大きくな前に距離を置くことで
人間関係を円滑に進めることができます。
特定の人との深い関係に焦らず
多くの人と心地よい距離感で接することが大切です。
深い関係は時間をかけてじっくり築くものだと考えましょう。
人間関係の辛い経験は、素晴らしい人と出会ったとき
その喜びをより感じる助けとなり
関係を大切に育む力となります。
独り身で自由な生活を送っていると
自己中心的になりがちで
問題や善すべき点から目を背けがちですが
他人の視点があることで、それに向き合うことができます。
人間関係においても、良い人と出会った時には一方的に利益を追求せず
相手に対して多くを求めず、与えることを心がけましょう。
経済的にも人間的にも与える力を持っていることの幸せを感じることが
人間関係がうまくいく秘訣のように思います。
お金の余裕
おひとりさまで幸せに過ごすためには
自分にとっての十分な経済的な余裕が欠かせません。
このためには、自分に合ったお金の
使い方を見つけることが大切です。
社会のシステムは多くが、平均や標準を基準として作られていますが
実際の自分のニーズや欲望はそれと異なることもあります。
このような差は、自分にとっては無駄なものであり
必要のないものです。逆に足りないものもありますので
自分のお金を自分のニーズに合わせて使い
一般的な標準に合わせないことが重要です。
自分が望む生活スタイル
例えば、地方に住んでいて家賃が安い場合や
自分で料理を作ることができ、外食を避けられる場合は
1ヶ月2万円の生活費で十分なこともあります。
しかし、都市部でのおひとりさま生活の場合は
高い家賃や外食代などを含めた生活費が必要になる場合もあります。
そのためには、自分が望む生活スタイルを考え
そのために必要な資産や収入などを調べ
自分らしい生活を維持できるかどうかを考えてみることが大切です。
もし不安な場合は、生活スタイルを変えたり
資産を増やす工夫をすることも必要かもしれません。
金融資産も考える
年金だけで生活費が足りない場合や
医療費が高額になったり
家の修繕が必要になったりするときには
大金が必要になるかもしれません。
そのためには、予備資金を持っておくことが大切です。
金融資産は多いほうが良いです。
シニアになってから借金をすることは避けるべきです。
財布の中にきちんと揃えてお札を入れる
財布の中にお金をきちんと揃えて入れることは
金運を呼ぶという考えがありますが
これは迷信というか、慣習的でしょうか?
しかし、実際に財布の中にきちんとお金を揃えて入れてみると
それなりの効果があることがわかります。
まず、財布の中にきちんとお金を整理することで
財布の中の現金の状況を常に把握することができます。
これは、急にお金を引き出さなければならないといった
状況が少なくなり、時間も節約でき
不必要な手数料を払うこともありません。
さらに、財布を整理することで
自分が今持っている資産の状況も把握することができます。
1週間や1ヶ月でどのくらいのお金が出ているかも分かります。
これは、現金とお金の管理につながっていくことです。
結論として、財布の中にお金をきちんと揃えて入れることは
財布の状況の把握や資産の状況の把握につながり
計画的にお金を使うことができるようになるというメリットがあります。
自分とお金の関係を管理することは、お金に困らない生活に向けた第一歩です。
銀行の定期預金や株式の投資
住宅ローン、生命保険、自動車保険などの把握から
今月の支出や来月のお金の引き落としなどを
予想することができます。
また、買いたいものについても計画的に
お金を積み立てていくことができます。
注意ただし、財布の中のお札を揃えて入れることだけにこだわりすぎないように注意しましょう。
金運財布や財布用のベッドなど
多くの人が信じがちな迷信もありますが
これらは実際には効果はありません。
お金に困らない生活を送るには
自分とお金の関係を正しく把握し
計画的に使うことが大切です。
家計簿をつける
家計簿は家庭のお金の動きを記録して
収入と支出を管理するものです。
しかし、多くの人が家計簿を作ることで
時間とエネルギーを失ってしまい
家計簿を作ることが逆にストレスを
引き起こすこともあります。
家計簿を作ることで予算計画を立て
家計を管理することができますが
赤字家計に悩む人が多い一方で
単月で赤字か黒字かを決める必要はありません。
家計は自分で管理するのが難しいこともありますが
毎月の赤字・黒字にこだわらずに家計を管理することが大切です。
節約ではなく、無駄金を止める
必要なものだけ買って
無駄なお金を使わないことが重要です。
例えば、エアコンが壊れた場合は買い替えが必要ですが
不要なものを買うことは避けましょう。
日本人は周りの人と比較しがちですが
自分の基準を作って自分に合った生活を心がけましょう。
自分に必要なものだけ買っていても、家計が赤字になっている場合は
買い方を見直す必要があります。
例えば、外で買う飲み物を控えて
水筒を持つことで節約することもできます。
ただし、自分のルールに縛られすぎても良くありません。
必要なときには外で買うこともあります。
自分のルールを適度に使い、必要なものだけを買って
無駄なお金を使わない生活を心がけましょう。
住居は賃貸or持ち家
住宅購入または賃貸の迷いに陥っている方に向けて
住宅購入に関して考えてもらいたいことをまとめました。
多くの人は節約をすることに力を注ぐものの
家賃代わりに買うマイホームも
家賃を払う賃貸も、大きな支出になります。
マイホーム購入では、固定資産税、火災保険料、地震保険料
リフォーム代、管理費などの費用が発生します。
これらは一生にわたって続きますので
慎重に考慮する必要があります。
また、リフォーム代も要注意です。
使い込んだトイレやフローリング
壁紙などを新しいものに変えるためにはお金が必要です。
賃貸に比べてマイホーム購入の方が費用がかかりますが
一生分の費用を払ってしまえば家賃の支払いが不要になります。
自分に合った選択をするためには
自分のライフスタイルや経済状況に合わせて
良いと思う選択をすることが大切です。
住宅購入時の注意点
例えば、大地震が起きて住宅が壊れたり
炎上したりする場合、多くの人は地震保険に加入していますが
震保険料は高額であり、すべての被害をカバーすることはありません。
保険金には上限が設けられており、この上限を超える場合は
一定の保険金が引かれることになっています。
このため、南海トラフや首都圏直下型大地震などが起きた場合に
保険契約に従って保険金が支払われるかどうかは
実際に発生した時にわかります。
また、マイホームの所有者には他にも心配な要素があります。
近所に高層マンションが建設され、日当たりが悪くなったり
反社会的な人が住んできたり、隣人とのトラブルなどがあります。
これらのトラブルは、自分の人生を大きく傷つけます。
一方、賃貸住宅の場合は、大災害であっても住まいを失うことはありますが
被害は限定的です。生きていればいいのです。
住まいがないので家賃の支払いも不要になります。
前の大家さんに契約終了を通知し、新しい家を借りることができます。
しかし、マイホームにはこのような選択肢はありません。
老後は都会or地方
「都市部に住むべきか、地方に住むべきか」という問題は
住宅を選ぶ上で大切なことです。
特に、一人暮らしをする方にとっては
このことが特に重要になります。
地方に住むか、都市部に住むか
さらには自然に囲まれた地域に住むか
都市部に住むかといった選択肢もあります。
ところが、結論から申し上げますと、都市部に住むべきです。
言い換えると
- 交通アクセスがよく
- 買い物もでき
- 役所や病院に行ける
ところに住むことが大切です。
これは、国の政策である「コンパクトシティ」にも合った考え方です。
また、年齢を重ねた人たちが多い地方では
交通事故が多いという問題もあります。
自家用車も経済的にもメリットが少ないことも挙げられます。
歳を重ねたら、自分の足で移動することが健康にも良いということもあります。
ただし、未来の時代には
自動運転の自家用車が一般的になっているかもしれませんので
少し違ってくるかもしれません。
老後は賃貸契約できない?
昔は、賃貸住宅の需給が不足していたため
オーナーが入居者を選ぶことができましたが
今は空き家が多いと言われています。
このため、誰かが賃貸住宅を借りない物件の場合は
老人でも貸してもらえます。
今ではクレジット払いや賃貸保証制度などが
前提になっている賃貸もあるので探せば見つかります。
また、昔は外国人に対して賃貸住宅を貸す人は少数でしたが
今は外国人労働者が増えています。
このため、外国人に貸さないと空き家になってしまう賃貸住宅が少なくないという状況から
多くのオーナーが外国人に貸すことも多いです。
さらに、今や日本人も減少しているため
賃貸住宅のオーナーはシニアの人に貸すことが必要になっています。
そのため、老後に住宅を借りることができないという不安は
心配する必要がないと思われます。
リースバックとリバースモーゲージ
リースバックとリバースモーゲージは
老後に必要となる現金を確保するために利用することができる
老後資金のソリューションの2つです。
マイホームに住みながら現金を確保することができると言われていますが
実際にはどちらも利用することは賢明ではありません。
特にリバースモーゲージはやめておいた方が良いと言われています。
リバースモーゲージは自分の家を担保にして
お金を借りるものです。
家を売却して元本を返済することが必要です。
利息は生きている間は求められませんが
死後に家を売却して元本を返済する必要があります。
しかし、家の評価額は毎年見直されますので
評価額が低くなった場合はお金を借りる
限度額が減ってしまう可能性があります。
また、評価には手数料がかかり
家にまつわる費用(固定資産税、保険料、修繕費)も必要になります。
リースバックは自分の家を売り払い
所有権を失っても家を借りて住み続けることができます。
売り払った現金が手元に入りますが、家にまつわる費用は今後も必要になります。
老後の資金不足問題を解決するためにリバースモーゲージやリースバックを
利用することは慎重に考えなければなりません。
利用することで、今後の人生が縛られてしまう可能性もあります。
マイホーム早めに売りましょう
いつマイホームを売って現金化するのが良いか?
これは、個人によって異なりますが
一般的には仕事に一区切りがついた頃が良いタイミングだと思われます。
特にお一人さまには重要です。
60手前であれば、新しい環境に馴染んで新しいコミュニティーに溶け込め
柔軟に対応できるので、ストレスのかかるマイホームの売却にも対応できます。
ですが、歳や退職時に売却することが最善というわけではありません。
最適なタイミングは、家が高く売れる時です。
マイホームの売却は買ってくれる相手がいなければ成立しません。
不動産会社からの買い取りもありますが
それは100%安く買い取られることが多いと言われています。
自分の住んでいる家の売り出し価格を調査して
自分が適正と思っている価格より2割高めに売却を申し出ましょう。
後から値引き交渉があるためです。
不動産会社から高すぎると言われるかもしれません。
それでも、急いで売る必要はないと言えばいいです。
不動産会社にとって売却物件情報は重要なことなので契約は可能です。
日本では不動産会社に売却の登録をするのは無料で
売れたときに手数料が必要になるだけです。
不動産仲介会社は
他の不動産仲介業者に契約を奪われることが一番嫌なので
受け入れてくれることが一般的です。
マイホームを売りに出すその間は住み続けられますので家賃は不要です。
買い手が出たらそのときに、どうするか考えましょう。
急いでいないので、ゆっくり高く売りましょう。
それが欲しいという人がいるかもしれません。
その人が見つかるまでゆっくり待ってみましょう。
3年待っても売れない場合は、価格を再度検討することもできます。
まとめ
幸せに生きるおひとりさまの老後は
考えることがたくさんあります。
学んで幸せになりましょう。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。